2010年09月30日
ウミガメネットワーク新聞掲載記事

今日の南日本新聞に掲載されているウミガメネットワークの記事です。
ウミガメ遭遇率ほぼ100%―。陸上や海中でアオウミガメを一年中観察できる沖永良部島が注目されている。結成5年目の「沖永良部ウミガメネットワーク」(山下芳也代表、約200人)は「野生に影響が少ない形で観察できる島。産卵期だけではない生態を見てほしい」とPRする。
隆起サンゴ礁でできた同島には切り立った絶壁が多い。そのため、浅場に海草を食べに来るウミガメを高い場所から観察できるという。同ネットは潮吹き洞くつのフーチャ(和泊町)や田皆岬(知名町)など約10カ所の観察地を特定。5~10頭がのんびりと休む姿が見られる。
日本ウミガメ協議会(事務局・大阪)の水野康次郎事務局長は「陸上からこれだけの数を見られる場所は少なく、国内屈指の観察地」と評価する。
一方、海中で「寝床」が5カ所ほど発見されておりダイビング客に人気だ。GTダイバーズの上原럀航知(かずとし)代表=和泊町=は「島にいるウミガメは相当数。海を守ろうとの意識も高まっている」。
同ネットは来年11月の日本ウミガメ会議誘致を計画。山下代表=同町=は「ウミガメは世界自然遺産登録に向けた沖永良部のアピールポイントにもなる。島の素晴らしさを子どもたちに伝え島おこしにつなげたい」と話している。
Posted by 44 at 13:56│Comments(0)
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